おはようございます。
駅前のドトールより イチロウです。
大変久しぶりにメルマガ発行しようと思っています。
2019年末からのコロナ禍の継続で、色々考えることがありました。
そのため、メルマガを発行できずにいました。
お前のメルマガなんて待ってなかったよ
という悲しいお言葉をいただけているだけでも
ありがたいです。
少なくともこの文章をお読みになろうと思っているのですから。
さて。私がメルマガを発行できずにいた理由なんて
先生には全く関係のない話だと思うので
早速、これを書く今日の目的をお話しします。
はやこのメルマガを発行してからもう10うん年経過しており
自分も定年へのカウントダウンも片手でできるように
なってしまいました。
そうなると退職金 っていくらもらえるんだろうとか
年金ってそもそもいくらもらえるんだろう
年金と貯蓄とだけで一体暮らしていけるのだろうか?
などと考えてしまいます。
50歳台の前半には確か
病院の主催している年金の講演会に
参加したこともあります。
平日2日堂々と休んで参加して(なぜか公休でした)、
ご丁寧に実際の趣味レーションをしていただきました。
するとま、まじでー? と思ったことがあり
参加の講師に私は医者の立場だけれど
だいぶ社会保険料は払ってきたと思うけれど
本当にこんだけしかもらえないのでしょうか?
(隠せないショックをなんとか隠しながら)
と聞いたことがあります。
その時、講師は、先生たちはたくさん給料をもらっているんだから
いいじゃないですか?
などと妬みにも近い回答を得たことがあります。
こちらとしてももしフルで働けない状態などになった時には
どうなるんだろうなんて不安もあったので
聞いてみたのですが、
私にとってのポジティブな役に立つような回答は彼からは得られませんでした。
その後
年金定期便なるものが定期的に送られるようになりました。
そこに記載されている数字を見るにつけ
ま、まじでーほんとかよーと思う毎日でした。
ある日、年金について語っていたユーチューバーなどから
年金受給を遅らせることをよしとするかのような配信が
多々見受けられるようになりました。
そこで私も65歳以上も頑張って働いて
受給を遅らせることで
年金を増額させようなどと思っていました。
その日までは、、、
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メルマガから転送してみている先生はこちらから。
ある日あるユーチューバーの動画を見て愕然としました。
私の考え方は大きく間違っていたのです。
国が考えた在職老齢年金制度
(65歳以上働いて厚生年金を支払い続ける制度)というのは
医者やある程度収入の高い社長さんなどにとっては
かなり最悪の制度(コスパが悪いという意味で)であることが判明したのです。
なぜ最悪なのかというと
その動画をご覧になれば一目瞭然ですが、、、
そもそも在職老齢年金という命名自体が怪しいです。
実質は 給料が高い人には 年金カットしますよ という仕組みを
言葉巧みにぼかしているのです。
その制度のもとではたとえ年金受給を遅らせたからといって
送らせている間も(医師として働いている場合、受給を送らせていたとしても)
年金の計算は裏で行われていて
しかも、実際にもらっていた可能性のある年金が計算されており
そのもらっていた可能性のある年金額に
5年受給遅らせなら、42%増なのですが
給与が高くて年金がカットになってしまう人は
カットになって支給されていたであろう部分に のみ!
42%増額になるので
給与がある程度高くて、100%の年金停止に追い込まれてしまった人は
年金支給(これは厚生年金の報酬比例部分のみ該当ですが)
が0となるので、いくら42%をかけたところで
受給を遅らせたことによる恩恵部分年金増額は0となります。
ただし、在職していて社会保険料は納めていたので
年金定期便に書いてある 平均報酬月額とボーナス2回分を12で割った
平均の報酬月額にある程度の額をかけて計算された金額だけは
増えることになりますが、仮に計算をしてみるとそっちの方が
70歳時点からもらえる年金が低くなってしまうことがあるのです。
(その計算式は ・平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数 )
給料が高いし、働けるので年金受給を送らせて
遅らせた分 銀行預金に5年寝かしておいて42%増額させよう
と考えていると実際に70歳になった時にこれだけしか
増えていないのかよう!
おかしいじゃないかあ となってしまいます。
でもそれが制度の本当の姿 なのです。
つまり年金は働ける人にとっては
場合によっては 全く恩恵のない制度であり
ある意味税金と同じです。
よくある計算で、年金のトータル金額を出して
損益分岐点を計算しているサイトや動画がありますが
年金は貯蓄ではなくて
働けなくなった時にもらえる保険的なお金と考えておくべきだと思いますし
そういう考え方をしないと
高額を払い続けている人は(いつか、元をとってやると思っていると)
やってられなくなってしまいます。
イチロウ拝
PS. さて、10月後半に 新コンテンツを発表します。
それは、今更聴けないE O B―M R Iです。あの音声を復活させます。
音声、メルマガ、動画などを組み合わせて2022年版に書き換えたものです。
メルマガは週2回数ヶ月 20回以上続き、適宜動画のリンクがあります。
PPS.
以下 上記述べたことの年金の解説
はこの方のサイトがおすすめです。
VIDEO