おはようございます。
病院のコーヒー専門店から持ち帰り
読影室より
イチロウです。
約1ヶ月前、読影していたら、急に寒気に襲われて
全身がだるくなって、それでも
部下もいることだし、頑張ってなんとか17:00まで読影を
続けていました。それでも
耐えられなくなり、数件を残して無念の定時帰宅を
しました。
翌日、目が覚めて直っていると思いましたが
やはり寒気と倦怠感は変わらず、37.5と
大した発熱ではなかったですが、大事をとって
休みとしました。
早速、近所に発熱外来で分離診療を行っている内科を
受診したところ、、、
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コロナもインフルエンザも陰性
じゃあ大丈夫だあと思ったのですが、よくよく思い出すと
夜中の頻尿がひどく、お恥ずかしいことに尿もれまで
ま、まじか、ついに俺も終わり、お迎えがきた
と思ってしまいました。
しかし、冷静に考えてみると
夜間の頻尿、と尿もれ、倦怠感、う?
医者ならわかるやないかーい。
もしかしたら、前立腺に炎症? と気がつき
近所にできた新しい泌尿器科を受診。
結局、直腸診をすれば、判断できますが
男性なので前立腺炎の方が確率が高いですね。と言われ(直腸診はせず)
ニューキノロン系の昔頻繁に使われていた
レボフロキサシン500mg7日間投与で直ってしまいました。
特に悪い遊びはしていませんが、残尿がある人は
なるそうです。自分としては頻尿は20−30才台からの日常のことで(弟も同じ)
一日12回なんてのは当たり前だったので気にも求めていなかったのです。
(コロナが否定できたことに安心してしまって本質に迫れなかった?)
流石に夜間頻尿は不眠にも繋がっていたので
生まれて初めての泌尿器科受診に至ったわけです。
さて、そんな私の恥ずかしい話は置いておいて、
さて、今日は 61歳男性の皮下に生じた腫瘤の症例を紹介いたします。
左背部の皮下の腫瘤を触知し近医受診。数年前から自覚はしていたようです。
初診時4cm 大の弾性軟の皮下腫瘤で、可動性は一部不良。
何を考えますか?
今日は以上です。
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脂肪交じりで肩甲骨下縁であると、弾性繊維腫をまずは考えたいですが。
少し部位が違うようにも見え、脂肪肉腫も鑑別になるのでしょうか。
肩甲骨下縁付近の索状の脂肪を伴う皮下軟部腫瘤からは弾性線維腫を疑いますが、
少し浅い部位や球状の形態が今まで診たものと異なるり、他の軟部腫瘤(静脈奇形、血管腫)など)でしょうか?
後藤先生、秦先生
鑑別診断をありがとうございました。参考になります。