休みを取る心理的壁 さて今日の症例はとても簡単です。

駅前のドトールより
イチロウです。

当院は、完全週休2日性を前院長先生が実行され
非常に働きやすくなりました。
特に放射線科医は当直ができないので
16年前に完全週休2日を実施してから
休みの日に出勤したのはIVR症例の止血で10回以下です。

さらに年間有給休暇が夏休みを入れて24日あり
初期の頃の休みが取れなかったmax 20日分は合算することができるので
勤続年数が長い私の場合毎年初年度は44日有給休暇を理論上は取ることができます。

とはいえ、日常業務があるのに44日取ることはnext to impossible(不可能に近い)です。
通常、辞める先生が一気に消化して消化する場合が多いです(そういう先生に限り
勤続年数は5年以内の先生が多い様です。やめてやるぜーという感じでしょうか)
そうは言っても今までほぼ消化できなかったので定年までの間になんとかゆっくりでも少しづつ
消化したいと思い月に数日づつ取っていこうと考えたのですが
部下の手前なかなか心理的に取りづらいです。

そこで、部下にも休みは自分で好きなだけとれと先日ついに言いました。
部下はまだ入職歴が4年目と浅いですが、繰り越しを入れて休みは年度始めに24日あります。
この24日を自由に取得しよう思うと夏休み4日を除くと
20日もあります。なので、念のため3日程度残すとしても17日も存在するのです。
単純に月に1日はデューティで取得してもらって、さらに5ヶ月は2日づつ消費することになります。
でも、それを言った瞬間に今月は半日休みを追加していました(子育て世代だからでしょう。子供の送り迎えなど用はたくさんあります)。

相手に言ったのに私の方の取得に対するブレーキがさほど緩和されていないのは何故でしょうか?

さて、私の休みに関する心理的抵抗感の話なんてどうでもいいですよね。
今回は比較的簡単な症例です。一髪で正解を言い当てることができるでしょう。
前回同様脾臓症例です。

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