駅前のドトールより
イチロウです。
(アイキャッチはドイツのエルベ川の風景です)
知人の部長の話。
彼の部下で寡黙すぎるDr.がいるそうです。
朝 おはようございます。と言ったきり
夕方、無言でペコリと頭を下げながら帰るまで
一言も同僚と話をしません。
ウルトラCがつくほど寡黙です。
話しかければ、質問には回答しますが、
話がそれ以上膨らんでいくことはほとんどありません。
ただ寡黙な性格と考えて割り切ればいいのですが、
それでもその部長さんはストレスを感じるそうです。
というのも、、、
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ある日のこと部長さんの彼は午後に外勤の予定でした。
しかし、午前中の朝に血管造影が入ってしまい
その寡黙な部下に任せよう(実行部隊は他科の慣れているDr.が施行できるので
画像的な意見だけ欲しいとのこと)と思いましたが
今ひとつ自信がないというか あまりやりたそうな
そぶりを見せず、結局 部長の彼が残ることにしました。
残ることは責任者ですから、特に嫌ではなかったようですが
終わったのが16:00頃になってしまい予定より4時間以上も
外勤へ行くのが遅れることになりました。
部長の彼が じゃそろそろ行っても大丈夫かな? と言って
外勤に行こうとしたら、通常通りの帰りの挨拶の無言ぺこりだけでした。
?? と違和感を感じたようです。この状況想像してみてください。
また、彼のためにいくつか気を利かして部長が稼いだ研究費で物品を買ってあげても
すいません。ありがとうございます。という言葉はなく
またも??? お前って寡黙なだけ? という疑惑が湧いてきました。
その後も休みを取るのにもスケジュール表に書き込むだけ書き込んで
取る前も、とった後もなんの一言もありません。
部長の彼はこれ以上のストレスはきついのでどうしたもんかと、、、私に愚痴りました。
ちなみにその彼は遅刻もしませんし、
朝(おはようございます)と夕方(無言ぺこり)の
挨拶はちゃんとしますし、読影も真面目にやります。
先生はこんな部下持ったことありますでしょうか?
また、彼(部長)に何かその部下取り扱いのアドバイスありますか?
さて、彼の相談事はプライバシーにも関わるのでこれくらいにして
今日は、別の部下が相談してきた1例です。
私が肝の専門であることを分かった上に悩んで相談してきました。
彼は若いですがほとんどの症例は自己完結するので珍しいなという感じでした。
当院では肝腫瘍はどちらかというと珍しいので無理もありません。
70歳代の男性で 腹部膨満感で前医を受診して
腹部腫瘤をふれて、当院にその10日後に紹介受診となりました。
肝細胞相 動画
先生はどう診断されますでしょうか?
私は完全には回答できませんでした。
今日もメルマガご購読ありがとうございました。
イチロウでした。
PS. 締め切りは金曜日です。
もいかがですか?