もし、先生が前立腺内腺癌の診断に悩みを抱えているなら、直ぐに以下の”メルマが登録”後、パスワード入力して聴いてみてください。先生は間質型の過形成と内腺癌との鑑別ポイントを挙げられますか?
先生は前立腺癌の診断をする際、グリソンスコアを意識して読影してますか? この論文の音声対談を聴くことで、明日から、先生の読影クオリティが格段に上がります!
MRIでは描出されるんですが、CTダイナミック造影でうまく描出されない膵癌を見かけたことありませんか?そんな膵癌になにか特徴はあるのか否か?
について検討したRadiology に掲載された論文です。
消化管穿孔 の部位診断を決定するための 3つの重要所見とは?
先生はEOBプリモビストは、肝メタ診断には使わない! と考えていますか?それは、CTで十分だとお考えだからでしょうか?
PKの肝メタは非常に小さく発見が難しいと言われます。CTで一個発見されたらすでに多数の肝メタがあるのではないかと考えられ、肝メタが一つでもあった場合は通常根治的な膵切除はしません。ですが、CTで見えない場合は、メタなしと判断されて、PDなどかなり患者様に負担の手術がなされたあとに、無数の肝メタが術後に出現したという症例も経験されます。ですから、感度の高い検査で肝メタを発見し、無用な手術は避けるのがいいと思います。
EOBプリモビストMRIはHCC診断に脚光を浴びていますが、肝細胞相のSOLの感度の高さは、先生も経験済みでしょう。ですから、それをPKの肝メタの術前診断に使いたいと思われてごくごく自然だと思います。しかし、肝メタ診断をしようとすると、Gd-DTPAではないので、膵自体の濃染がよくないので、EOBの検査で肝メタ診断を、Gd-DTPAでPKの診断をと2つの検査をやらなければならないのか?となります。もし、EOB一本でそれが済んでしまうなら、それに越したことはありません。
PKの診断とその肝メタ診断をEOB一本で同時に行っても大丈夫か?であれば、一回の検査で済ませることが可能です。それを検証してみたのがこの論文です。
結論から言うと膵臓はもともと非造影のMRIのT1WI FSでも十分周囲組織より高信号を示しています。ですから、さほどの造影剤の濃さは必要とせずに、十分膵のPK診断をして、かつ肝細胞相で肝メタ診断をできるのです。
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