Medicaldirect.jpの最重要視するコンセプトは、 「自分が勉強したこと、知っている知識はインターネット上で皆でシェアしよう!」です。 シェアすることで、自分の知識の修得度が高まりかつ有益な情報が多くの人に伝わるというものです。これは、私一人ではできない事で、意識の高い人間の協力が欠かせません!
ビジョンへのプロセス 問題1:画像機器の進歩により 放射線科の仕事量が急激に増え、人手不足に陥っている。そのために、大学は、関連病院からどんどん人を引き上 げ、見放された関連病院ではさらにきつい労働条件に四苦八苦している。そのために、日常の仕事に流され、自分の知識を高める余裕がない。でも、実際には診療には知識が必要で あり、そのジレンマに葛藤している。一方では、大学病院でも、専門領域がすべてカバーされているとはいえず、教育を受けることができない領域も多い、ま た、ある専門領域(あくまで専門は放射線医学だが、さらにsubspecialtyとして臓器別に細分化されているその領域をここでは指す。たとえば、肝臓、肺、乳腺な ど)を標榜すると他の領域には手を出す余裕も、 モティベーションも欠如してきて、専門馬鹿となってしまう現象も生じている。関連病院に人を出さなくなった大学内でも十分な人員が確保されているとは 限らず、管理加2を維持するために日々ノルマ達成の恐怖におびえている。加えて、放射線科医の人手不足は、放射線技師にも影響し、彼らも放射線科医の見地からの画像診断の見方や撮像方法を教えても らえず、手探り状態で仕事をし続け、こんな撮像でいいのか、ここまでの仕事で本当に十分なのかを感じ、もやもやしながら毎日を過ごしている。このような状況下で内科医、外科医をはじめとする臨床医に対し、最終的には患者様に最高の画像診断を提供することは非常に難しくなってきている。
問題2:日常臨床の中でスキルを上げるつまり画像診断の知識を高める方法として、学会、研究会に参加する、定期あるいは不定期に開催される造影剤会社との共催セミナーに参加する方法(積極参加型)、画像診断、臨床画像、ラドファンなどの雑誌を読むという方法(自己学習 型)がある。しかし、積極参加型による学習方法は、少人数あるいは一人常勤医の一般病院あるいは大学病院でも誰もが参加できるわけでもない。やっと参加できたとしても、演者がやたら早口だったり、やたらスライド枚数が多かったり、英語スライドだったりすることで聞き取れなかったり、書き取れなかったり記憶にインプットすることやましてや使いこなすことが困難な事も多い。自己学習型は、20年以上前から行われており、皆のためになってきたかもしれない。しかし、必ずしも必要もないのに毎月毎月過剰な量の情報を雑誌に組み込んで発行されるため、執筆を依頼される側にとっては定期的に原稿書きが回ってきて負担となる場合が多い。まるで、雑誌社の人件費を稼ぐために安い原稿料で原稿を書かされているようにも見える。それはそれなりに社会貢献かもしれないが、そこ に多大な時間を割かれる執筆者にとってはかなり 痛い思いだ。雑誌を見る側にとっても、同じ ような企画を複数社が企画し、無秩序?に発行された雑誌が本棚あるいは机に平積みにされ、機能しない場合が多い。読まれない雑誌の山となっているのは医局の本棚を見てみれ ばわかるだろう。 問題3:放射線科医、放射線科医に限らず、現代社会は運動不足の時代に突入している。何万年も前にマンモスを追って狩りをしていた時代なら、10-15km は歩いていた。当時は、食べたいものを食べていたが、そうしないと生存することが出来なかった。そのときの本能が我々の脳に刻み込まれている。しかし、現代社会では、車を使用する頻度が高く、一日1kmも歩かないと言う日もちらほらである。まじめに放射線科医をやっていると一日の歩数は2000歩程度と成ってしまう。にもかかわらず、マンモスの時代の本能は残存し、歩いてもいないくせに食べたいだけ食べているのだ。つまり、食生活は乱れ、必要なカロリーを上回り、脂っこいもの、肉食、塩分の高いものを取る傾向がある。イチロウは、大学時代学会発表、原稿書きが続いて突然血圧が180以上と成った事がある。その後も、不規則な大学生活は変わらず、ついに高血圧が確定したのだ。その後、大学を止めてからは、規則正しい生活となり、摂取カロリーを落とし、食生活を見直し、ディオバン80mg/日の服用状態が、20mg/日の状態まで落ち着いてきた。同様の事が、放射線技師、他の職種の医療従事者にも生じていることは間違いない。当院にくる非常勤医には、うるさいと言われても健康への重要性を常に訴えてきた。そして、実際に自分でもテレセミナーという形で講演活動を開始している。そのページについてはいずれ、希望のある先生には公開する予定でいる。 解決への思考:このような状況 で、閉塞感に満ちあふれ、どうにもならなかった時、どうしたら、我々受け手にとってよりよい方法で情報を受け取ることはできないのかと考えてみた。信頼できる専門家の話を聞けて、何度も何度も繰り返し、いつでもどこでも学習ができ、しっかりと記憶に蓄積し、それを使いこなす為の方法。それは、基本的にデジタルで、インターネット経由で提供することだと考えた。
提供開始: 2008年6月1日、同年2月に発売となったEOBプリモビストの情報を自分が知りたくなった様に多くの先生方が困っていることと思い、山梨大学の市川先生にEOBプリモビストについての質問インタビューを試みた。2時間にもおよぶこの音声はすでに1122名の先生方がダウンロードされ、彼らは、のべ26548通の私からのメールによるEOBの解説を読まれた。同時に、不定期メールマガジンとしてほぼ週に1回の情報提供を二年以上にわたり継続してきた(内容は役に立つ文献のレビューや研究会、セミナーの解説)。また、medicaldirect.jpのホームページにおいては、多くの症例の解説を動画と音声にて提供し続けてきた。現在では、胸部の専門家で知らない先生はいないDr.栗原(聖マリアンナ医科大学)とのエキスパートシリーズも第11回目をアップしている。これらのことにより、多くの先生のスキルがアップしてくれている事を期待している。 積極的参加の御願い:コアメンバー募集(2012年1月31日現在再募集無し) 最近、提供していて感じることは、真の意味での知識習得、スキル習得について”出力”というキーワードが欠如しているなあという事がある。どういう事かというと、実は、入力するだけでは、真の意味で、習得していることになりにくいからだ。 腹筋ムキムキになる方法は知っていても、ならないのは、方法を知っていてもそれを実行に移せていないからだ。入力して、出力できて初めて知識を習得できたと考えられる。そして 、初めて使いこなせるようになるのだ。だから、入力だけをしていても知識を体得したとは言い難い場合が多い。一方では、イチロウ一人でこのサイトを充実し 続けていくことには困難を感じる。さらなる発展のためには同じような考えを持つ人の協力は欠かせない。そこで、今まで、私のサイトに来てくださっていて、入力をかなりやってきたコアな先生方の中で知識の出力の参加をしてみたいという先生を募集する。私とのスカイプ(インターネット無料電話)による面接(1次試験)そして2次試験(方法は1次試験合格者にだけ通知)をパスした、5人のコアメンバーをまず募集する。地域、職種は問わない。コアメンバーに は、毎月1個の論文を要約し、プレゼンするという義務が生じる。毎月1個であれば負担がないが、持続させるためには、ある程度の他人から与えられた義務感が必要である。コアメンバーが要約した論文は、毎週のメルマガでイチロウを介してそれ以外のメルマガ読者に紹介される。具体的にコアメンバーが得るもの は、自分のスキルアップすなわち自由に使いこなせる誰からも奪われることのない知識(1年間続ければ、12個の論文を体得、5年続ければ60個の論文を読 むことになり、絶対に手に 入れがたい知識となる)そして今後、メディカルダイレクト出版から発行される有料商品をメンバーである限りディスカウントで手に入れられる権利もある。ま た、いずれは、コアメンバー同士での知識を高めあうためのマスターマインドも企画する。
参加を希望される先生は、以下の登録フォームにメールアドレスとお名前を御記載ください。 第一回コアメンバー募集は終了しました。 具体的数値でのmedicaldirect のビジョン達成確認(ビジョンが達成されたと思える到達の具体的目標数値): 5年以内(期限は2015年)の到達地点 ①ホームページであるmedicaldirect.jpに掲載される無料の動画、画像は、200以上(現在60個程度) ②エキスパートとの音声インタ ビューの数は、10以上(現在2個) ③medicaldirect.jpのAlexa rankingは、日本ランキング5000位以内、世界ランキング10万位以内を達成(2011年12月30日現在12万位程度)。→2012年1月に10万位を達成したので、次なる目標は、日本ランキング3000位以内、世界ランキング6万位以内(現在81744位:2012/02/05現在)をめざす。(10万位以下はかなりのモンスターサイトとネット上は言われています。) *ランキングが上がるとサイトの価値が上がると言うことなので、相互リンクをする場合、わたしにリンクをはってもらう側のサイトの価値があがります。私よりランクの高いサイトなら、私がリンクを張ってもらえば、私のサイトの価値があがります。 **ランキングが上がると言うことは多くの先生がこのサイトを目にする事になるので企業が宣伝をしたい場合は、多くの先生がその宣伝を見る事になります(現在は広告をうける気持ちはありませんが) ④コアメンバーの数が20人(現在1) ⑤毎月の無料コンテンツ発行を8回以上(不定期月約4回)、有料コン テンツ発行も8回以上(現在0)。 ⑥メディカルダイレクト出版の有料商品を10個以上保有(現在1) ⑦エキスパートとのコンスタントなセミナーが月に1回(現在0) ⑧コンスタントに参加してくださるエキスパートは10人以上(現在2)
これが達成されたとき、問題1,2で苦しんでいた先生方の悩みが解決していると信じています。 問題3については別ページで解決していく予定。
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