Eur Radiology のPI-RADS 最新論文(2019年)では・・・

駅前のドトールより
イチロウです。

さて、昨日までの割引だったのですが
このメルマガを書いているだけで
時間がいっぱいいっぱいとなったので
本当に本日火曜日まで延長します。

http://medicaldirect.jp/archives/5446

お早めに。本日は 価格を修正する時間がありそうなので
本日21:00までとします。

実は今日も 若い先生からこれどう思います?
という前立腺 MRI の症例を見させていただきました。

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メルマガ読者の先生はこちらから

それはPSAが16以上と確実に癌がいそうな値なのですが
前回まで 12個の生検を行っても
Negative でした。

また、PSAが上昇傾向なのでMRIを撮影したのですが・・・
やはり移行域で悩ましくなりました。

そこで今日は移行域についての論文をピックアップしてみました。
演題は カナダ発

Krishna S1, Schieda N2, McInnes MD1, et al.
Diagnosis of transition zone prostate cancer using T2-weighted (T2W) MRI:
comparison of subjective features and quantitative shape analysis.
Eur Radiol. 2019 Mar;29(3):1133-1143.

移行域の前立腺癌をBPHと区別するためのT2WI画像の評価 が目的です。

根治的な前立腺全摘術MRIマップを用いて診断された
30例の連続症例のBPH結節 と
22例の連続した前立腺移行域の癌とが
比較されました。

2人の放射線科医 R1とR2 が主観的に
形状(円形・楕円形 vs. レンズ状)
辺縁(境界明瞭 vs. 境界不明瞭)
低信号のリム
2人の放射線科医が定量的な形状特徴(円形度など)を
抽出する病変をセグメント化しました。

カイ二乗(主観的特徴)、マン – ホイットニーU(定量的特徴)、
コーエンのカッパ/ブランド – アルトマンおよび受信者 – 操作者特性分析を
用いて統計的検定を行った。

ちょっと本論文全体を読んでいないのでやや
曖昧な話になりますが、Key Point を引用すると
• Presence of a complete T2-weighted hypointense circumscribed rim accurately diagnoses BPH. • Round shape accurately diagnoses BPH and can be assessed quantitatively using circularity. • Lenticular shape accurately diagnoses TZ PCa and can be assessed quantitatively using convexity.

つまり、完全なT2WI上の低信号のリムは正確にBPHを診断
円形の形状はBPHを正確人診断し、円形度を使用して定量的に評価が可能
レンズ状は移行域のCa.を正確に診断し、凸の形状を使用して定量的に評価ができる

というものでした。
でもやはり実際の症例を見てみないと・・・
上記論文を取り寄せるのもよし、
昨日の 感想文 の先生のように
時間を短縮して 多くの実際の症例で学んでコツをつかむのもよしです。

いずれも選択は先生の自由です。

はっきりしているのは
セミナー割引は今日の21:00までということ
セミナーには
特典が3つついてくるということだけです。

http://medicaldirect.jp/archives/5446

以上です。

イチロウ拝

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