駅前のドトールより
イチロウです。
今回会社の閉鎖を決定しましたが
同時に来年3月で常勤医も辞めようかと思っています。
人生80年(最近は90年?)なので、残すところ人生も十数年となり
一体自分は何のために生きてきたのかなあと思っています。
残りの人生を自分のために生きるべきか
社会に貢献のみし続けて生きるべきか
大きな岐路に立たされていると言っても過言ではありません。
私の父は私と同じ年代は塾経営をしていて充実した毎日を送っていましたが
60代初めに脳梗塞で倒れ、結局は最終的にはその数年後に
進行がんにより68歳で亡くなりました。
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つまり私の今の私の歳にはすでに闘病生活を送っていたことになります。
サラリーマンを50台で辞めてから会社を起こし試行錯誤して結局
塾経営に落ち着いたわけですが、
夜中の10時過ぎまで働き詰めでいました。
その父が亡くなった時、すでに会社を辞めて10年以上が経過していたのですが
お葬式には300人を超える参列者がいらっしゃいました。
当時は特に何も考えておらず、こんなものかなあと思っていましたが
自分がその年齢になってみて、果たして自分が亡くなった時
同じ人数の方が参列者として訪れるかと言ったら
絶対になさそうだと思います。
サラリーマン生活を50歳代で早期退職し、会社を立ち上げて
葬式や花屋、などなど知る限りでも5−6個以上のビジネスに手をつけては
失敗し、最終的に得意科目であった英語で生計を立てて行こうと決心し
英語塾を始めてから、最終的にはピークで50人以上の
生徒さんに教えていたように思います。
早朝起きて、庭の畑仕事をして、塾が始まる前は町内会長として
町内のことに奔走し、陶芸したり、犬を飼ったり、自分のやりたいことをして
他人も助け、充実した人生を歩んでいたと思います。
もちろん病魔が襲って来なければ、80歳とかになっても
続けていたように思います。
改めて、父が亡くなった年齢に近づいてみて
息子が言うと変ですが、尊敬に値する父だったのかなあ と今強く思います。
そんな父を超えることは困難かもしれませんが、一息ついて
この機会を利用して考えてみたいと思います。
こんな個人的なことばかり話してなんなんで
昨日の回答をお話ししますね。
80歳代の女性が急性腹症にて来院され、腎機能不良にて単純C T
のみ撮像されました。
胆嚢はやはり腫大していますが、周囲の脂肪織の濃度上昇なく、壁の肥厚もないので
急性胆嚢炎とまでは言えず、小腸のガスが目立っており、よくよく見ると
腹腔内遊離ガスがちょこっと認められます。
次の4枚の画像では右下腹部の小腸の周囲の脂肪織の濃度上昇が目立ち
小腸の穿孔ではないかと レポートしてしまいました。
しかし、よーく見ると冠状断では虫垂と思われる盲端に終わる
腫大した腸管構造が右下腹部に認められ周囲は脂肪織の
濃度上昇を伴っています。
小腸穿孔という稀な状況を考える前に落ち着いて
頻度的にはより高そうな虫垂炎の穿孔を考慮すべきだった症例です。よく虫垂を確認しなかったのかもしれません。
そう思って手術に入るのとそうでないのとでは
やはり外科医の心構えという点では小さいながらも誤診という
範疇となってしまうのかもしれません。
昨日の症例は非常に限られたスライドだったのでわかりにくかったかもしれません。
それについては誌面の都合上お許しください。
さて、6月30日に会社閉鎖が決定したので販売できるのはあと今日を含めて
2日間となりました。昨日、理由はわかりませんが決済に失敗している
先生が4−5人いらっしゃいました。原因不明です。
一応、PAYPAL の方で確認しているので、決済の済んでいる
先生にはメールが入っているはずですが、そうでない先生で
うまくいかない先生は本日なら対応が昼間も可能ですので
ご一報ください。
http://medicaldirect.jp/archives/5151
そして、EOB もおしまいになります。
いーぱい、佐志先生のは終了しています。
E O BからのD r KのD V Dのご依頼はもうできませんのでご了承ください。




