産婦人科症例って難しい。

駅前のドトールより
イチロウです。

最近、外勤先の症例が難しいのが増えてきました。
もう15年以上勤務しているのですが、
いつも、常勤医がデューティとして全件割り当ててくるのですが、
まあ、それはともかくとして、年々難しい症例、つまり
時間のかかりそうな症例を入れてくるような気がしています。

自分の能力が衰えているのもあるかもしれませんが、
以前は子宮筋腫や単なるメタ検索も多かったように思えるのですが
きっと自分の気のせいなのかもしれません。

ただ、私の病院にはない産婦人科系の症例を振っていただいているのは
(経験値が少ないだけに)気になるところです。

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以前は内膜症や筋腫のフォローといった当たり障りのない症例を入れ込んでくれて
他にEOBや膵癌、胆管癌治療後などの難しい(時間かかる)症例が入っていたとしても、
これらの時間のかからない症例でなんとか平均されて、一件10分程度で
読影できるような症例配分なのかなと思っていたのですが
婦人科の症例は筋腫が減って結構難しいのもくるようになりました。

当院では見ることが絶対にない周産期の症例が混じることもあります。
なので、前回2024年の秋季大会では 癒着胎盤 のコンテンツを聞きました。
やっぱり 改めて拝聴してみると癒着胎盤って診断難しいなと感じた次第です。

当院のはるか昔には実は産婦人科症例もいくつかあったのですが、
流石に癒着胎盤の症例は自分のリストの中にはありませんでした。
つまり、癒着胎盤については経験値ゼロ(大学時代はあったと思うのですが
全く記憶から消えています)ではないかと記憶しています。

なので、本日の提示は 癒着胎盤ではありません。が、、、産婦人科症例を提示してみます。

症例は60歳代女性です。腹痛、嘔吐で、イレウスを疑ってCTが撮像されました。

単純CT


造影CT

造影CT冠状断

造影CT矢状断

T1WI axial 

T1WI FS

T2WI axial


T2Sagittal                      T1WI sagittal

以上です。
今より18年近く前の症例ですので、画質がやはり悪いかもしれません。

回答はなんでしょうか?

では、今日もメルマガご購読ありがとうございました。

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