腹壁、後腹膜腫瘍編 2-1

駅前のドトールより
イチロウです。

一ヶ月前くらいのこと
最後にお会いしたのがいつだったか忘れてしまっていた
以前お話しした叔母とは別の叔母が
突然亡くなりました。とはいえ90歳代前半くらいで
リウマチを患っていた割にはかなり長生きをされていました。
お通夜に出かけたところ、想像していたのとは異なり
かなり綺麗なお顔でとても90歳代で亡くなったとは
思えないような状態にしていてくださいました。びっくりでした。

年齢も年齢なので、ほとんど親戚しかいないので
程なく、お坊さんのお経の時間となりました。
すると、えーーーーー ままじでー! ということになり
私と一緒に参列した妻はそれに気を取られ

お経に集中できなくなったと言っていました。

それは、、、、

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お坊さんが 黒髪でサーファー風、そして
顔や手が日焼けして真っ黒けだったからです。
それでもちゃんとお坊さんの格好はされていて

お経をお読みになられている間、
違和感が増大していました。
時代はとても変わりました。

さて、気を取り直して

70歳代の男性ですが、
糖尿病と高血圧でフォローアップ中
IL-2 が 634とわずかに上昇、IgG4 も215と上昇していました。
抗核抗体は40倍 アドレナリンは 1341と上昇 です。
さて、何を考えますでしょうか?
純粋に画像のみから考えてください。

今日は以上です。

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腹壁、後腹膜腫瘍編 2-1 への3件のコメント

  1. ジョイス より:

    左後腹膜(腎周囲腔)に腎動脈を挟み込むように複数の腫瘤が癒合したような腫瘤性病変が認められます。単純CTでは石灰化や脂肪は認めず、造影早期は辺縁が強く造影され、後期は比較的均一に造影されています。内部壊死は認めません。冠状断では副腎とは離れています。左大腰筋に少し陥入している部分もあります。リンパ腫、Castleman病、転移、神経原性腫瘍などが上がりますが、アドレナリンが上昇しているので傍神経節腫瘍でしょうか?難しいですね。

  2. ジョイス より:

    左後腹膜腔(腎周囲腔)に多結節状の腫瘤が認められます。単純CTで石灰化や脂肪は認めず、造影早期は辺縁が良好に造影され後期は均一に造影されます。腎動脈は圧排され挟み込まれるように認められます。冠状断像では左副腎と分離されており、左大腰筋に一部陥入しています。リンパ腫、リンパ節転移、Castleman病、神経原性腫瘍などが鑑別にあがりますが、アドレナリンが上昇しているので傍神経節腫細胞腫でしょうか?むずかしいですね。

  3. ichirou より:

    いつもレスポンスありがごうございます。先生のお察しの通りで、傍神経節腫瘍で正解です。実はある放射線科の先生が横断像のみを見て判断したのか下段の画像を見て、血管貫通と思ってしまったようで、悪性リンパ腫の診断を第一に挙げられていたので、びっくりして、他の先生もそんな回答をされてしまうのかと思って出した問題でしたので、素直に考えれば、ジョイス先生のおっしゃる通りです。

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