駅前のドトールより
イチロウです。
救急画像診断って
やっていない施設も多く
ある有名な巨大な一般病院でも
放射線科医がそれに興味がなく、
救急画像診断は 救急医任せ に
なっているようです。
イチロウの施設でも
時に 救急ばっか読んでるな 今日は
という日があって、それ以外を読みたくなるのですが
実際に読んでいると 多くの見逃しを発見してしまうので
(先週 別件で 乳がん、腎癌を発見)
やはり 読むことは重要だなと思っています。
(もちろん救急にきた理由についても間違っていることが
ありますので)
前置きが長くなりましたが
40才代女性
昼過ぎより腹部全体の痛み自覚。
夕食後より増悪。間欠的であった。
嘔吐三回。救急要請。
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来院時は腹痛はピーク時よりはやや軽減していた。
研修医は 腹水と小腸の拡張、腫瘤を指摘
イレウスとして入院させています。
画像は以下 超音波2枚、CT6枚提示しますね。
小腸拡張は確かに見られ、腹水も貯留
腫瘤もあり、研修医はしっかりと?読影しています。
放射線科医(本田翼さん)ならこれをなんなのか?
と判断しなければなりません。
既往歴:帝王切開二回、DM
さて腫瘤は一体なんなんでしょう。
イチロウ拝
松本先生セミナー今週末開催予定
http://medicaldirect.jp/archives/5649
「女性を見たら妊娠を疑え」
至言だと思います