2019年春の放射線学会総会ではPI-RADSの教育をしてくれるのか?

駅前のドトールより
イチロウです。

横浜のカンファランスの話と
PI-RADS とはあまり関係がないので
PI-RADS の話をします。

総会でどの程度 PI-RADS の教育をしてくれるのか
調べてみました。

教育であれば まずは
“教育展示プログラム”の演題を見てみましょう。

E036 PI-RADS version 2 を併用した MRI/TRUS 融合画像ガイド下
前立腺生検の臨床的重要性について
金沢医科大 放診 豊田一郎先生

少し似たものでは(マルチパラメトリックMRIという用語を使用しているので)
E037 前立腺癌診断における同時 PET/MRI および
マルチパラメトリック MRI の臨床的有用性:総論
メイヨー・クリニック医大 放 川嶋 明先生

他に演題としては・・・

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一般演題としては
4/13 土曜日 泌尿器1 313+314会場の 14:20から開催のにはなく、
その次の 泌尿器2 にもありません。
また、
4/14 日曜日 泌尿器 3 313+314会場 14:10 からの開催では
演題217 に マルチパラメトリックMRIで偽陰性となる前立腺有意癌の臨床病理学的な特徴の解析
川崎医大 放 木戸 歩先生

だけでしかありませんでした。

というこで全く PI-RADS を学会ですら学べないことになります。
PI-RADS は 決まりごとを覚えることは必要ですが
それは 比較的簡単にできるでしょう。それに実例を交えて
いろいろ繰り返す ということができません。
辺縁域のカテゴリー4、5は多分すぐにわかるようになるでしょう
確認は必要ですが、でも移行域は難しいのです。

なので今回の企画となったわけです。
今回学会のように AI 祭りのように AI演題だらけで
ちょっとイチロウとしても
画像診断すること自体、
教育をすること自体に無意味さ
を覚えることがあるのですが

そうは言ってもすぐにAiに完全に置き換わるわけではないし
置き換わったとして それを裁定、裁くことができる
画像診断に精通した”人間”が 必要だと 思います。
(マンモグラフィのAiではかなりの線までいけるようですが
人間が見てすぐにカテゴリー4とわかるものを
見逃してしまうこともあるそうです。)

EASY PI-RADS イーパイ 第5回 23日開催します。

http://medicaldirect.jp/archives/5446

感想文

『イチロウ先生御侍史

平素からまことにお世話様になっております。
先日は示唆に富んだセミナーを
まことにありがとうございました。

以前からPI-RADSは、辺縁域は素晴らしい反面、

移行域はいまひとつと思っていましたが、
移行域については
まずは●●から見て→〇〇→〇〇、〇〇
という見方の順番を教えて下さったことが
とてもありがたかったです。

また、PI-RADSスコア4と5は
erased charcoal signという用語がイメージし易い反面、
スコア2/3/4の違いについての説明も
いまひとつと思っていましたが、
先生の〇〇が境界に注目し、
3/4が〇〇に注目するというご説明が
とてもクリアーに理解できました。

今後もまたホットな話題がありましたら
参加させていただきたいと考えております。
このたびはまことにありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。』

第一回ご参加の放射線科 先生
感想文ありがとうございました。

Easy PI-RADS v.2 イーパイ

イチロウ拝

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