駅前のドトールより
イチロウです。
さて、昨日の回答は
もちろん男性だったので
急性虫垂炎で間違いありません。
そしてその
穿孔 ということは放射線科医であれば
当然かもしれません。
できれば・・・
************
メルマガ読者の先生はこちらから
腹壁への癒着の可能性まで
言えれば かなりプロフェッショナル
かもしれません。
でも、膀胱直腸窩の病変についてはどうでしょうか?
さすがにこの所見を見落とすことはないでしょうけれど
CT値も7.7HUという状態で
果たして強く膿瘍ということができるでしょうか?
ちょっと残念なのですが、
術中こちらへのアプローチがされず
(アプローチするには深すぎるということかもしれません)
結局、術後に放射線科へさしてほしいとの
依頼となりました。
あ、ちなみに回盲部切除が行われ
診断は虫垂炎穿孔、膿瘍形成です。
放射線科医である私はCTを見て
比較的容易にさせそうだったので
やりましょうと 快諾しました。
当院では超音波ガイドは
外科の先生が簡単にさしてしまいますが
CTガイド下となった瞬間に
放射線科医への依頼となります。
その結果については明日お話しします。
IVRをやられている先生にとっては
特段 高度な手技を必要とするお話しではありませんが・・・
イチロウ 拝
PS. さて、明日、2月16日のおそらく20:00頃には
松本先生の救急画像診断セミナーの募集を行います。
日本でトップクラスの救急放射線科医である
松本先生のお話を聞きたい先生はエントリーしてみてください。
参加締め切りは木曜日 21:30を予定しています。
以上です。