駅前のドトールより
イチロウです
ここのところ
病院の読影が必死に頑張っても終わりません。
これじゃーー過労死かな?
と思ってしまいます。
また、アンケート内容に沿った
スライド作りを一からやり直しているため
スライド作りでも死にそうです。
さて、言い訳、愚痴ばかりではいけないので
冷静に現実を見つめてみることにします。
アンケートを答えていただいた
先生からこんな
疑問が湧いています。
それは
気腔性陰影やスリガラス影或いは混在した画像の大まかな鑑別手順
肺の異常影から(肺炎)どのような所見をもとに病変の主座(間質あるいは実質)を考え鑑別したらよいかわかりません。
浸潤影を見た場合に肺炎優位なのか、心不全なのか、ARDSに伴う変化なのか…どの程度それらが混合していると考えられるか、クリアカットに説明できるようになりたいです
小葉間隔壁の肥厚や気管支周囲血管影の増強といった炎症や循環動態に伴う病態に関連した画像の変化について
肺炎の成因にどこまで絞れるか
器質化変化などの特徴
炎症性瘢痕と腫瘤性病変の鑑別
腫瘍と炎症の鑑別
粘液産生性腺癌と通常の肺炎の鑑別ポイント
肺炎ぽい浸潤影の悪性かどうかの見極め
肺炎と非定型肺炎の鑑別は・?
MACと結核を鑑別する方法
間質性肺炎の分類が苦手、IPF/UIPなのかNSIPなのか
まだまだ、あって、紹介はまたこんどですが、
まずは、
感染症なのか?
非感染症なのか?
って治療方針が全く異なり
鑑別するのは非常に重要です。
なので、何をその根拠として
鑑別していったらいいのか?
については話さなければなりませんね。
まずは、典型的な症例について
この2つの症例は対極にあるものでしょう。
「えっ?そんな簡単なら
俺ら何も迷わない?」とおっしゃるかもしれませんが
でも、まずは基本的な事項から見直したいと思います。
34-year-old woman with cough and high fever.
34歳女性 咳、高熱を主訴
こういう一見多彩に見える病変を見たときには
落ち着いて考える必要がありますね。
論理的に考えます。ある考えを持ち出して・・・
2例目は明日 アップしますね。