遠隔読影室問題、46才女性に生じた腹腔内の異変

駅前のドトールより
イチロウです。

(今日は世界遺産カッパドキアの熱気球を貼ってみました。)

遠隔読影室 つまり職場から遠いが
自宅からは近い読影室を 職場と同じ使い方で
行う場合、いろいろな問題点があるのは認識しています。

まずは通信速度です。病院でやっているのと変わらない速度であれば
良いですが、すぐに止まってしまうような状況だと
イライラして、できなくなると思います。

これが最低条件であり、これがクリアできないのであればやっても仕方ない
と思います(もし既にやっておられる先生がいらっしゃったらご意見いただけると
幸いです。)。

次に共同で他の遠隔読影室使用者も利用するわけで、
共同利用となります。そうなると部屋をきれいにしておく人間が必要です。
その最たるものが トイレ
今まで病院勤務においては全く気にする必要が無かったものです。

しかも知っている人間であるにしても
流石に他人が汚したトイレを 掃除なんてできません。

今までの人生で他人の汚したトイレなんて
掃除したことなんて、小学校までさかのぼることになります。

そんなこんなで、自分だけが使うのなら考えもしなかった
遠隔読影室の 大問題が見えてきました。

そして、今日の症例はそれとは全く無関係ない
46才、女性の 腹痛です。
既往歴は 数ヶ月前の 脳の疾患ですが、、、

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(メルマガ読者の先生はこちらから)

他院で全介助状態の脳梗塞発症。出血性梗塞。
発語は単語で会話は可能だったようです。
発症から3ヶ月後、入院中の他院にて痙攣重積発作あり。
CRP 25.5、WBC 13000 の状況
同時に血圧も低下。CT撮影にて腹腔内遊離ガスあり、
腹膜炎が疑われ、当院搬送となっており、

以下 脳梗塞発症(発症時頭部CT)から
数ヶ月後の腹部CT, 今回他院から紹介されて
当院初診時、撮像されたCT  を提示します。
今回何が起きているでしょうか? 2つのことが重なっているのですが
その2つのこととはなんでしょうか?

お考えいただけると幸いです。

以上 イチロウでした。

ありがとうございました。

さて、以前は3日限定でしたが、11日間限定の正月、成人の日を
挟んだ 時間帯に松本先生の動画をお勉強されてはいかがでしょうか?
以前 お聞きになられた先生は重複なので、余程のことがなければ
申し込まれないでください。参加したことのない先生よかったらどうぞ。
締め切りまで時間がないので、よろしくお願い申し上げます。

なんとなく行う非体系的救急画像診断を理論的画像診断に変えるヒントを世界的エキスパートの松本先生がわかりやすくこの正月に解説しますが、、、

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遠隔読影室問題、46才女性に生じた腹腔内の異変 への1件のコメント

  1. 匿名 より:

    胃瘻の位置が変なような・・・

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