駅前のタリーズより
from 画像診断プロモーター イチロウ
1.カンファランスが問題?
2.ハードディスクをスキャンするソフトウエアーが立ち上がり、、、
1.カンファランスが問題? いえ カンファランスの問題です。
前回緊急メールで 出席を促した
横浜イメージングカンファランス。
4題の演題が出されたのですが、
そのうち2題は、画像が十分ではなかったり
病理が確定的でなかったりしたため、ここで話すことができません。
しかし、残りに2演題をシェアすることにします。
1例目は、
PBCでフォローアップ中の60才台の女性
PBC=primary biliary cirrhosis (原発性胆汁性肝硬変)
と AIH = autoimmune h epatitis (自己免疫性肝炎) の混合
の触れ込みで他院にてプレドニン 5-10mg投与
経過観察中
S5に17mm大の 多血性の腫瘤が発見されました。
超音波上 多血性で高エコー腫瘤
CTでは 早期にリング状の濃染を呈し
中心部は造影効果がありません。
EOB-MRI のダイナミック造影では
早期にリング状に濃染し、後期相はその部分はやや抜けています。
中心部はT1WI inphase で高信号、opposed phase で低信号
を示します(この中心部以外の部分が早期濃染でリング状の濃染です)。
T2WIは淡い高信号だったと思います。
拡散は中心低信号、辺縁高信号。
肝細胞相では全体低信号を示しています。
腫瘍の状況をまとめると
多血性腫瘍である
腫瘤のど真ん中に脂肪成分を有する
肝細胞相では低信号となる
というものです。
背景肝は、PBC です。
さて先生のお答えはどうでし ょうか?
選択肢は
1. HCC
2. FNH
3. 細胆管細胞癌(CoCC)
4. 血管筋脂肪腫
5. 肝細胞腺腫
6. その他
というものでした。
回答は、ブログの方にお願いします。
さてもう一問
患者様は、50才台男性
検診にてγ-GTP 高値と肝S6のSOLを指摘されました。
背景肝には何もありません(正常肝)。
一応、アルコールは 2合/日 飲酒しています。
HCV, HBV は陰性
結節は、エコー上低エコー
CTでは内部均一な多血性の分葉状腫瘤で3cm程度
ダイナミック後期相では濃染持続
EOB-MRI では
inphase で等信号、Opposed phase でほぼ等信号
ダイナミック造影で強く全体均一に均一濃染
後期相では、濃染持続しています。
T2WI では淡い高信号
拡散強調では強い高信号、A DCは背景と等信号
肝細胞相ではしっかり抜けています。
しかも、辺縁には帯状の等信号そしてさらに
辺縁は低信号つまり
低、等、低の三層構造です。
そして選択肢は
1. 肝細胞癌
2. 細胆管細胞癌
3. 胆管細胞癌
4. カルチノイド腫瘍
5. 肝細胞腺腫
6. FNH
7. その他
です。
以上 回答は、後日発表です。
2.ハードディスクをスキャンするソフトウエアーが立ち上がり、、、
その日。いつものように Web をみていると
突然、
うん? ハードディスクチェック をするための
ソフトウエアーが立ち上がった。
「あれ?」こんなソフトいれてたっけ?
と思ったときには 癖で
そのソフトをスキャンしてしまった。
すると、、、
あなたのハードディスクは 最悪の状況ですという
結果に
このとき初めて う? これっ てまさか
ウイルス?
でも、誰か知らない人のメールを開けたわけでもなく
自分から怪しいサイトにも行っていないのに
(たしかYou tube でビジネスセミナーを受けていた)
半信半疑のうちに
訳の分からない細長い枠でメッセージがタラタラタラ、、、、
と出てきてウザイ!
なんじゃこれ、、、、
そうこうしているうちに
左下の Windows mark の中スタート画面
で表示されるのソフトのリストがまったく見れない
バックアップのためにつないでいる
外付けハードディスクの中身も全く見えない状況に
とりあえず その訳の分からないスキャンソフト
らしきモノの名称を
ネットで検索すると
やはり ウイルス
かの有名な ”トロイの木馬”系のよう
これにやられている人は多いようで
対策が書かれていたり、諦めろと冷たいことを言う人あり
しかし、SM ART HDD で検索すると
あった。あった。
しかし、結局ウイルスがメインパソコンに
残りたくなかった私は
メインパソコンは完全に0からやり直し
念のため、空っぽになったメインのパソコンも
ウイルスチェックをかけ
外付けのバックアップHDをつなげると
見えない、まったく中身がない
調べてみると
”RogueKiller” という ソフトがいいという
私は、無料はあまり信じていないので
いそいでいたため有料の6900円の
ファイナルデータ を購入
しかし、RogueKiller が
すべて見えるように直してくださったのに対し
ファイナルデータ はそれができずに
(自分のやり方が悪い?)
つまり SMART HDD にやられた場合は
もちろん ウイルス駆除が行われたあと
RogueKller により 見えなくされたファイルを
見えるようにする ということ。
それにしても悪質な マルウエアー だこと。
(マルウエアー:悪いことをするソフトウエアーのこと)
教訓: ウイルスはいつ襲ってくるかわからない
自分の大事なデータは全て外付けハードに溜め込む
バックアップをとって、それは取る時だけパソコンにつなぐ
そしてバックアップを取る前にはメインパソコンを改めてウイルスチェックする
以上 先生もお気を付けて
さて、私の肩関節メンターの 佐志先生の
ホームページ訪問をおすすめします。
http://www.m-satellite.jp/ryuji_room/
今は、音声教材発売していませんが、近いうち
時間ができたら 再販予定です。
その際は、追加ビデオ をつけることを予定します。
また、栗原先生の 胸部 音声 も近いうちに 公開です。
以上です。