Key words: re-expansion pulmonary edema, REPE, GGO, consolidation,
intralobular interstitial thickening, interlobular septal thickening, infiltration 浸潤影
肺胞出血、肺炎、COP
Reference:
Jun Hyun Baik, et al.
High-Resolution CT Findings of Re-Expansion Pulmonary Edema
Korean J Radiol 2010;11:164-168
- 自然気胸胸腔穿刺後の肺水腫 re-expansion pulmonary edema (REPE)を生じた43人の患者をレトロスペクティブに検討
- 43人の患者:男性41人、女性2人、平均年齢34歳
- チェストチューブ挿入からHRCTまでの平均時間は8.5時間(1-24時間)
- コンソリデーション、GGO, Interlobular septal thickening, intralobular interstitial thickening, 気管支血管束肥厚、結節
- 斑状のGGO : 100%
- コンソリデーションは22例(51%)
- 地図状分布のGGOやコンソリデーションは25例(58%)
- Interlobular septal thickening: 28例(65%)
- intralobular interstitial thickening : 28例(65%)
- 気管支血管束肥厚は13例(30%)
- 境界不明瞭な小葉中心性のGGOはわずか5例12%のみ
- 辺縁優位なのが38例 88%これらのうち重力側優位の 分布が23例 53%に見られた。
- 両側性の肺浸潤は4例( 9%)
- 少量胸水貯留が7人(16 %)
- 結論:REPEのHRCT所見は、辺縁の斑状GGOが、しばしばコンソリデーション、interlobular septal thickening 及び intralobular interstitial thickening. に合併する
Key images
いつも有用な情報提供ありがとうございます。今はREPEをCT診断する時代なんですね。しっかり記憶しておきます。肺出血の診断に肺浸潤影のCT値と心臓内のCT値を比較することを初めて知りました。
いつもコメントありがとうございます。
肺浸潤のCT値と血管や筋肉と比較するのは有名なDr.から伺いました。