十二指腸壁がやや長い範囲で肥厚した時考えること

駅前のドトールより
イチロウです。
先週は消化器関係のカンファランスがあり
興味深い(私だけかもしれませんが)
症例があったので
シェアーしたいと思います。
放射線科医として
読影内容として
おもしろいか? と言われると
どうかな? とはお思いますが
このような所見を見たときに
鑑別診断のひとつとして
知っておく、という点では重要です。
70才台の  女性ですが
腹痛と頻回の嘔吐で救急に
やってこられました。
その時はある病歴について
聴取されていませんでした。

依頼目的には

嘔吐 としか書かれていませんでした。
画像を見るとすぐに放射線科医でなくても
気づく所見があり
十二指腸第三部に著明な
壁肥厚が見られていますす。
CTの画像はこちら
その口側の十二指腸と胃の拡張が見られている
というだけですが
腫瘍たとえば悪性リンパ腫などとの鑑別を
しなければなりません。
十二指腸の悪性リンパ腫?
そうそういるものではありませんが
コンサルトにこられたので
MRIを推奨しました。
それについては明日以降に・・・
さて、いよいよ来週2月9日の土曜日に
ご好評だったにもかかわらずやっていなかった
EASY PI-RAD セミナー第四回の募集を行いたいと思います。
まずは、ビデオをみてください。
イチロウ拝
カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。