駅前のドトールより
イチロウです。
昨日深夜に
というか正確には
深夜にできないので
本日の早朝に応募を締め切らせていただきました。
松本先生救急セミナーご参加ありがとうございました。
さて、セミナーを受けるために必要な
4つのことを個別メールさせていただきましたが
いまだに3名の先生からお返事いただけていません。
本日中にご返事いただけると幸いです。
いただけない場合 受講のためのURLを送信できませんので
宜しくお願い申し上げます。
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さて、昨日 消化管穿孔の部位についての
上部、下部のどちらかかを
早めに知るだけでも
役に立つと思いますが
実はそれからあとに
反対論文が出 ています。
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ブログからの先生はこちらから
情報は、平等にしなければいけないので
ここに ご提示いたします。
腹腔内遊離ガスの位置で見分けるというのは
できない あくまで参考ですよ
というものです。
Choi AL, et al.
What determines the periportal free air, and ligamentum teres and falciform ligament signs on CT:
can these specific air distributions be valuable predictors of gastroduodenal perforation?
Eur J Radiol. 2011 Feb;77(2):319-24.
消化管穿孔の開腹術前に診断CTスキャンを受けた93人の患者が対象
腹腔内遊離ガスの分布は
直接の強力な所見である胃壁や十二指腸壁の限局性欠損、胃や十二指腸球部に近接した消化管外の
集簇した空気、胃や十二指腸壁の肥厚 などと比べて
上部か下部消化管穿孔なのかを鑑別するためにどれくらい役に立つのかの検討です。
遊離ガスの位置で上部消化管穿孔と言えるための遊離ガスの分布で
使えるのは 肝鎌状靭帯の空気のみだったというのです。
結論的には
CT上の消化管穿孔部位の予測は腸穿孔部を強く予測する因子の存在
(胃壁や十二指腸球部壁の限局性の欠損、胃や十二指腸球部に非常に
近接した消化管外の集簇する空気、そして胃や十二指腸の壁肥厚)に
基づくべきであり、そして門脈周囲、円靭帯、そして肝鎌状靭帯の遊離ガスの分布
については補完的なものとして考えるべきである。
ということでした。
なので、やはり直接所見を探すことが重要ということです。
ただ、遊離ガスが肝鎌状靭帯にあるのを発見したら
まずは 上部消化管の穿孔部位を丹念に探そう! という感じで
いいのかもしれません。
以上 消化管穿孔の上部
か 下部かを見分ける所見がどこまで使えるか
特に遊離ガスの分布というか位置は役に立つのか について検討した
2つの論文をご紹介しました。
以上 イチロウでした。
PS.
さて、セミナーを受けるために必要な
4つのことを個別メールさせていただきましたが
いまだに3名の先生からお返事いただけていません(2018年12月27日)。
本日中にご返事いただけると幸いです。
いただけない場合 受講のためのURLを送信できませんので
宜しくお願い申し上げます。