駅前のドトールより
イチロウです。
先日 木曜日に発行する予定でいた
メルマガを
出先のホテルで
iPad でメルマガ記事を作っていたら 原因不明で
一瞬で全部が消えてしまい
めげて出す気力が失せてしまったのですが
知っていて当たり前と思っている先生も
いらっしゃるかもしれませんが
私と同じ解釈をされていた先生にとっては
とっても有用性の高い情報と思っていたので
やっぱり出さないと
知らない先生には申し訳ないと思ったので
やっぱり気力を振り絞って
書くことにしました。
それは・・・
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メルマガ読者の先生はこちらから
前々から気になっていた質問を
2つほど 学会に聞こうと思って
ついつい忘れてしまっていたことです。
①なぜ、学会の自分の専門医単位のページに
出席の単位が書いていないのか?
②機構認定に移行したあと、診断専門医の先生は
読影件数の単位を10単位、学会出席点 6単位 以外の
34単位を 5年間でとればいいのですが
その34単位の中に 1単位治療の単位が
必要 になる という話なのですが、それは
本当なのか? と言う質問です。
(逆に治療専門医の人は診断の単位を取らなければならない)
以上2点がどうしても気になっていたのです。
まず、①については書いていない というのが答えでした。
その代わりに学会認定の方の単位
前回で言えば、秋季大会の 15単位が書かれています。
??? と思いますよね。次回からはもう学会での更新は
せずに 機構に移行するのですから そんな記載はいらないはずですよね。
お、おかしい ではなぜ機構の出席点を記載しないの?
と思ったのでそれを そのまま言うと
私にとってだけでなく
同僚の部下も 非常にびっくりしたことを学会の担当者は述べられました。
それは、機構の専門医は 診断 とか 治療という
彼らが呼称しているいわゆる2階建て部分 がまだできていない
なので、診断専門医としての更新はしていかなければならない
というものでした。 えっ機構に移行したら
それはもう意識しなくてよかったんじゃあないの?
ではなく、診断専門医として学会認定を受けなければならない
というのです。
エーーー? 嘘だろ! ですよね。
(そう理解してる先生もちらほらいらっしゃるでしょうが)
学会の単位は 5年間で 60単位です。
それには総会、秋季の合計 4つが必要です。
でも、機構でやろうとすれば診療実績、参加単位を除くと
34単位で済むわけですから
省エネで済まそうとすると 3回の総会あるいは秋季で
可能なわけです。
でも3回しか出席していないと
学会の診断専門医の取得点数 60点に15点も
不足してしまうことになります。
例えば、3つの総会あるは秋季大会で領域講習の単位を10単位ずつ
取得して、残りの領域講習4単位を地方会1回で賄ったと
する場合、機構の領域講習の単位には不足がないですが、
参加単位が 機構分の 6単位は軽くクリアしていますが
放射線学会診断専門医としての単位は50単位にとどまり
60単位に程遠い ことになります。
イチロウは、機構の専門医に移行したのだから
放射線学会診断専門医の方は無視つまり 60単位の事は
全く気にしなくていい と思っていたのですが
機構には2段階の部分である 診断専門医部分がないので
引き続き そっちも取らなければいけない
だから 学会のホームページにその出席による15単位
が記載されている と言われたのです。
電話で何度も 担当者に確認したのですが
そのようなのです。非常に重要なことなので
後日 またメールでも確認しようと思います。
②については 2年間の猶予期間があるらいいです。
つまり、今回2年以内に機構で更新しようとする場合は
治療の領域講習のことは気にしなくていい ということのようです。
しかし、その後は必要になるかもしれないし、ならないかもしれない
のようです。これについては2年経過後に
考えるしかないな と思います。
以上 放射線科専門医にしか 全く関係ないお話で
技師の方は 興味が全くないお話で申し訳ありません。
でも、放射線科専門医 をすでにお持ちの先生にとっては
非常に重要な ことだと思いましたので
メールさせていただきました。
以上 イチロウ でした。
PS. ご意見ございましたら ブログのコメント欄にお願いします。
PPS. 今月なんとか 年末に連休が長いのでその時に時間の空いた先生のために
セミナーをしたいと思っています。
まだまだ、放射線習いたての放射線科医や 技師さん向けの
肝・胆・膵 のMRIによる画像診断:なぜCTだけではダメなのか?
EOB時代の肝画像診断
を予定してはいますが、
PI-RADS をお聞きになりたい先生もおられるようでしたら そちらも行います。
年末だと思います。
PPPS. 学会からの機構の予約の下りはかなり突然の出来事で我々は飲むしかないんですよね。予約の下り「単位が付与されるセッションは、受講の予約と料金支払い(500円/単位(つまり税入れて550円)が必要です。」
つまり今後単位を取るためには34単位は最低いるので今回から初めてやろうという先生は学会への参加費の他に 合計 550×34=18700円がプラスしてかかる ということになります。悔しかったら座長、演者になれ ということでしょうか? 座長と演者は無料だそうです。
イチロウ先生
いつもブログ楽しみにしています.
先生のおっしゃるようにサブスペシャリティ・2階部分としての診断専門医・治療専門医は機構認定になっておりません.内科のほうがうまくまとまらず,話が進まないという噂があります.
現在の移行期に放射線科専門医(1階部分)を機構認定にしても,機構認定の放射線科専門医・学会認定の診断専門医にそれぞれお金を払わなくてはいけないと思われ,私は学会認定のみで更新できる間はそちらにしようかと思っています.
個人的には,
診断専門医が機構認定になったら,更新条件がまた増えるのか
各科にまたがる横断的専門医?になると噂のIVR専門医や核医学専門医がどうなっていくか
も気になっています...
何か情報あればブログでご発信ください
そうなんです! 放射線専門医(一階部分)と放射線診断(治療)専門医(二階部分)の一階部分のみ機構に移行したので、二階部分は別に(従来どおり)更新が必要な状態です。以前は二階部分の更新で一階部分が自動更新されていましたが、しばらくは2つ分の手続き(と費用)が必要なです。ですから私は一階部分が完全に機構に移行するまで学会のみで粘る予定です。いつか二階部分も機構に移行すれば一緒に更新できるようになる(予定?)と指導者講習会で伺いました。
私は今回2019年度の更新がきていましたが、学会での更新をして、次回つまり2024年の更新時に機構での更新をしなければなりません。と同時に2階建部分ができていなければ、学会のも更新をしなければなりませんね。今回の予約制度(1コイン)で機構の方にお金がいくのかもしれませんが、それで2階建(診断、治療専門医)部分をつくっていくのでしょうか?