駅前のドトールより

そうです。

初期研修医が回っていると質問も飛んできます。
するとすぐに答えられないこともあります。

今日は、救急症例でしかもなんでこれ撮ってる!?の的な
しかも単純の胸腹部CTだったので
チェックするモティベーションも低く、
ま、たいした所見はないねと言って
終了しようとしました。

すると、彼の目がキラリとひかり?(ほんとに光ったかはさだかではない)
私が動かしていたマウスを
ちょっとすいませんといった感じで
持ったのち

くるくるくると動かし
当該患者様の上縦隔へもって行きました。
上行大動脈を指し、動脈瘤でしょうか? と聞きます。
確かにやや目立っています。

彼は最大短径46mm でした。
というのです。

そうだよねー 45mm以上ならね・・・
とは言ったものの
半分心では、これは・・・  とは思いました。

そうはいっても
自分が見落としてしまったような
恥ずかしさと 彼の軽蔑の眼差し?を浴びました
(実際にあったかはわかりません)。

一応、大動脈・大動脈解離診療ガイドラインより
”大動脈瘤は「大動脈の一部の壁が,全周性,または局所性に
(径)拡大または突出した状態」とする.
大動脈壁の一部が局所的に拡張して瘤を形成する場 合,
または直径が正常径の1.5倍(胸部で45mm,腹部 で30mm)を超えて
拡大した(紡錘状に拡大した)場合 に「瘤(aneurysm)」と称している”

限局性の拡大ではないしなーー
と思ったのですが・・・
厳密には紡錘状の拡大が必要なのでしょう。

というところですが
チェック中では、私が45mm以上と言わなかったことが
なんとなく きまづい雰囲気でした。

なので、面目を保とうと(汗)
単純写真上の大動脈径の話に話題をシフトして
単純写真では弓部の大動脈径がね。(○○以上だと異常なんだよ)
と言いたかったのですが
う? 忘れている!
つまり、気管の左側縁から大動脈弓部の左外側縁までの距離!
あーなんだったけー と考え思い出せません。

ここで、さらに彼から真っ白い目が飛んできているような・・・
そ、それについてはエバーノートにメモしてあるからと
自分の macbook を自分の机から持ってきたのですが、
あ、エバーノートに入れてなかった・・・
と また、気まずい感じに
「後で教えるね」と言ってその場は終了。

そこでやっと家に帰って
もう絶版となってしまっている
画像診断のための知っておきたい計測値 (p130より引用):医学書院 1989年
を見てみた次第です。
そこには

大動脈弓の大きさ
30歳以下: 正常者の95%が3cm以下
30-40歳:  正常者の91%が3cm以下
40歳以上: 正常者の69%が3cm以下

という記載が
あーカットオフの数値というより
3cm以下のの大きさの頻度という記載のしかただったのかーーー
と愕然ときてしまいました。
覚えているわけないです。

さっき、エバーノートに入れました。
なので、記憶にも残りました・・・が。

って感じで、単純写真ばかりの講義を
やろうと思います。
予定は8月26日土曜日 pm 14:30
からです。2015年末にやって以来です。

この時は、肺腺癌の分類の話もしましたが
今回は、この話は何回かメルマガでも話しましたし
渇愛し、別のネタと入れ替えた
2017年バージョンとしてやろうと思います。

中心は単純写真ではありますが、
CTの話も出てきますのでお楽しみに。

申込みページ開設しました。

http://medicaldirect.jp/archives/4214

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