読者のある先生の励ましメッセージに涙・・・と感謝・・・

読者のある先生の励ましメッセージに涙・・・と感謝・・・です。

ありがとうございます。

セミナー日は第一回目は3/30木曜日にしますが

第二回があるとしたら、他の曜日にしますね。

さて、続きですが

月曜日の症例は

経気道散布の病変

だったと思いますが、

もちろん感染性の病変です。

回答としては

マイコプラズマ肺炎ですが

それにはキーポイントが 幾つかあります

それはセミナーでお話しします。

 

次に昨日の症例は

実は経過が やや亜急性であり

症例が出ていた当初は Dr.K も

好酸球性肺炎 か 薬剤性肺障害と

おっしゃっていました。

ただ、臨床的に若干経過が長いものの

画像的には広義間質の肥厚が若干乏しい以外は

あっていたことや 末梢血の好酸球の上昇の仕方も

結構 合致していたので臨床的に

急性好酸球性肺炎 の診断と成っています。

それでは今日は

ちょっと戻って解剖の話を少し

肺の区域はさすがにどなたもわかっているとは思いますが

亜区域となるとダメになる先生がいらっしゃって

亜区域を未だにうる覚え、ということがあると思います。

実際、肺がんでも亜区域まで言わなかったとしても

結局は上葉切除してしまうのだから同じでしょ。という考え方もあるかもしれません。

しかし、カンファランスなんかで聞かれた時や

レポートに病変が存在していた時 特に昨今ではGGN なんかが存在する時

言えたら 結構カッコ良くありません?

亜区域命名法については 教科書に書いてはあるんですが

本当にそれでわかるの? という書き方が多くて

もう一歩踏み込んで覚えやすくはしていません。

ある教科書、 「胸部のCT」MEDSi  のp92の表を見ても

どうにも覚えられません。また、他の記載では

亜区域命名の原則は

a. 上、後、外則

b.  下、前、内側

c. 両側S6 (尾内側)、S10 (尾側) 云々 かんぬん

書かれていますが 覚えるための記載ではありません。無理ですよね。

しかし、たった、1枚のスライドを覚えるだけで

すべての亜区域を制覇することができます。

例えば、以下のスライドにある区域、亜区域はすぐに答えられますよね。

20170316解剖の話1

なぜなら一番最初に覚えてしまう区域であり、亜区域であるからです。

回答は

20170316解剖の話2

ですよね。

では、次、20170316解剖の話3

2番はどうなるでしょう?

20170316解剖の話4

ですよね。

ここまでは簡単です? か?

しかし、cまである区域や右だけにある7番なんてどうすれば・・・

となってしまいます。

では、少し複雑? でしょうか?次はどうでしょう?

20170316解剖の話5

空欄となっているところを埋められますか?

では、また、明日お会いしましょう。

 

 

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。