The early bird gets the worm? or not・・・

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The early bird gets the worm.

という米国のことわざがあります。

早く起きた鳥は(餌である)虫を捕まえる。

という直訳ですが、

日本語に直せばおなじみの

「早起きは3文の得」

となります。しかし、本当にそうでしょうか?

私は(遠いので渋滞回避のため)5:20起床で

6:30には職場に到着

運動をして周囲が静かな時に

集中力を高めて

メルマガを書いたり、論文を読んだりしています。

しかし

最近、同じように早起きをしてきて

がたがたうるさくする 鳥 がいます

某 技師さんなのですが

とにかく

出勤してから

私の部屋の前を行ったり来たり

が多いのです

その回数たるや4-5回にも

およびます(全く意味不明)

以前は40分以上も後(その40分は静かだった)に

出勤していたのですがなぜか・・・

編集後記へつづく

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さて、今日は、ホームページに症例がアップされたので

お知らせいたします。 http://medicaldirect.jp/

問題があまりに易しすぎる? ので

もうサイトには来ないよ!

と思っている先生もいらっしゃるかもしれません。

しかし、一日たった10分で

忘れていた部分もブラッシュアップ出来ます。

「知っているよ」 病に掛からないように(笑い)

さて、スライド(動画)のなかで

話せなかったことを

このメルマガでは話そうと思います。

それは、

高血圧性緊急症(高血圧性クリーゼ)のこと

褐色細胞腫や傍神経節腫は

特定の薬剤つまり“造影剤”との相性が悪い

と言われてきました

これらの患者の症例に造影剤の投与を行うと

突然血圧が上昇してやばいよ!

というわけです。

なので、初期の頃の文献(1980年代)では

α-adrenergic blocker (α-ブロッカー)投与で

血圧急上昇の発作が抑えられるので

それを前投薬として使うべき

と謳われていました。

しかし、

1997年 Radiology 202:p227

2007年 AJR 188:p970

2013年 AJR 200:p370

では非イオン性造影剤投与においては

α-ブロッカーの投与なしでも

高血圧性緊急症は生じていないと

報告されています。

なので、非イオン性造影剤を使用する

現代の造影環境においては

さほど気にする必要はないのかもしれません。

一応、イオパミロン添付文書には

原則禁忌項目 内に

褐色細胞腫の患者及びその疑いのある患者[血圧上

昇,頻脈,不整脈等の発作が起こるおそれがある]にや

やむをえず造影検査を実施する場合には静脈確保の上,

フェントラミンメシル酸塩等のα遮断薬及びプロプ

ラノロール塩酸塩等のβ遮断薬の十分な量を用意する

るなど,これらの発作に対処出来るよう十分な準備

を行い,慎重に投与すること.

とあります。

なので、必ずしも前に投与しろとは書いておらず

“用意するなど・・・” とされています。

病院内あるいは放射線科内で一定の

コンセンサスを得ておく必要があるでしょうね。

By イチロウ

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編集後記(冒頭からの続き)

しかし、、、

ある技師さんが早朝出勤を

突然いつの日からかするようになり

今まで静かだった環境が

ほんとにうるさくなりました。

その技師さんは決して

そんなに早く来る必要はないとは

思うのですが

CTやMRIの部屋とやや離れており

自分の部屋の様な環境を持っている担当者です

(つまり自分一人で誰も来ない落ち着ける場所を

所有しているのです)

その技師さん 通常の出勤時間の1時間半も前にきて

やること(ルーチン業務?)はすぐに終わらせて

無意味?な行ったり来たりという行為を繰り返すんですね

(ちょうどCT/MRI とその業務者との間に

私の部屋が存在しています)

なので、早起きしても

結局は時間を無駄にしてしまって

一文も特にはなりませんよね。

さらに、とても静かだった環境を奪われた

(行ったり来たりのドアの音がうるさすぎる)

私としては うーーん

そこまで早く来る必要ないのでは?

と思ってしまいます。

私の自己中心的な考えなのでしょうか?

少なくとも彼の行動を無理やり変えることは

難しそうなので

仕方なく、そこではメルマガ書きはやらず

論文読みもせず

うるさくてもできるような単純な仕事を

するようにしました。

結果 ことわざは変更して

Early bird doesn’t always get the trust of the boss.

早起きしても必ずしもボスの信頼を得られない

となります(笑い)。

 

(注)7/31-8/5 までイチロウは不在です。ご了承ください。

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