駅前のドトールより
イチロウです。
(アイキャッチ画像はシドニーのオペラハウス)
本日18日火曜日 MLBが日本で開幕しました。
野球に興味ない先生にはどうでもいい話ですが
野球に興味なくても大谷さんには興味ありと思います。
開幕試合は1:0の投手戦でしたが、この記事を書いている時点で
不可思議な今永の降板後、2番手投手が打たれ、ドジャーズが優勢となっています。
1点も取られていない今永が4回終了時点で降板なんて日本ではあり得ない話です。
降板後の2番手ピッチャーから大谷さんがヒットを打ったのは良かったです。
この試合どうなるでしょうか。
さて、昨日の回答ですが、初見では???と思いましたが
T2WI 脂肪抑制画像を見ているうちに滑液胞内の粒々所見で
思いつきました。その目で、CTを探しましたが、CTは撮影しておらず
単純写真のみでした。
単純写真を眺めていると点状の石灰化が少し見られることがわかりました。
そこで、診断は決まりました。
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滑膜性骨軟骨腫症 synovial osteochondromatosis です。
ただし、この名前は適切かどうかはやや疑問のようです。なぜなら石灰化が無い症例も
25−30%もあるので、滑膜軟骨腫症の方が良いのかもしれません。
秋季大会などの骨軟部の教育セッションでよく石灰化した症例を見ていたので
今回のように石灰化がほぼ無い症例は自分の経験では少なかったのですが
30%程度はあることを認識しておくのは大切かもしれません。
40ー50歳代に多く、女性より男性の方が多いようです。2−4:1
患者さんは痛み、腫れや運動制限を訴えられ、慢性経過を示し、関節液も貯留します。
もとも多い部位は膝関節で、次が股関節、肘や肩は少ないと言われますが、
私が経験したのは肩の症例でした。今回は肘です。
やはり経験値が邪魔して石灰化がなかったので悩みましたが
必ずしも石灰化しないことや、特徴的な滑液胞内の比較的大きさの揃った粒々
という特徴的な所見(今回はT2WI FS矢状断がわかりやすい)から
滑膜軟骨腫症 と考えられます。
T2WI FS で高信号の結節でしたが、石灰化すれば当然低信号となります。
当然、良性の疾患ですが、局所再発も3−23%程度見られるようです。
悪性化は稀といわれます。
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今日20時頃で締め切ります。
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