駅前のドトールより
イチロウです。
最近 やっとこさで
ある問題が解決し
放射線科読影レポートが
紙運用から 紙なしになりました。
なぜPACS、電子カルテ時代に紙運用だったか?
というと・・・・
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メルマガ読者の先生はこちらから
科によっては
紙が来たことでレポートが発行された
と判断していたからです。
そうなるとどんだけ読影レポートと
臨床医が読む時のタイミングが
ずれることやらです。
しかし、研修医の若者は積極的に
電子カルテを開けることで
読まれたかどうかを確認しており
とっくのとうに紙なんて見ていませんでした。
その理由として
比較的時間のある研修医、電子カルテを
使いこなせている研修医は
それが可能だったのですが
忙しい中堅から、ベテランの先生は
それができないため、
紙発行=アラートとなっていたわけです。
それが現在正確に言うと9月から
全く紙を排出せずに済むようになりました。
とどうなるかというと・・・・
例えば、胸部CTを A先生が依頼を出しました。
放射線科医が読影し、確定する と
その瞬間から、A先生のカルテにポップアップが出るようになるのです。
さらにいいことには
今まで、超緊急は別として
お知らせしておいたほうが良い、偶発発見がんは
放射線科医が アラートの内容を症例に応じて記載すると
その内容が 通常の読影済みの時と違い
赤いポップアップで出るようになったのです。
同時にポップアップに伝達内容も表示されます。
非常にこれはこちらにとっても
向こう側にとっても重宝する機能です。
さて、読影済みアラートシステムは
先生のPACS ではできますか?
ご意見のある先生がおられたら、ブログコメント欄に
お願いできればと存じます。
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前回のメルマガから空いてしまい
問題を出したままになっていましたので
それに落とし前をつけたいと思います。
問題はこちら
回答選択肢はこちら
先生の 救急医(初診ドクター)に対するコメントは以下のどれ?
①小腸炎なので、絶食、安静加療してください。
②癒着性小腸閉塞なので、一応、外科にはコンサルとするも保存的治療でいいでしょう。
③closed loop あり、絞扼も疑われるので 外科コンサルトです。
④この程度であれば、帰宅して安静治療で大丈夫です。
回答はこちら
以上 イチロウでした。
PS. 来週の3連休(10/12-14)のうち
土曜日に PI-RADS version 2.1 セミナー
土曜日、日曜日に松本先生セミナー 視聴を
行います。いずれも申し込み開始は
今週 土曜日夜から 水曜日夜までです。
多少消費税の影響はあります。